〜屋根裏部屋〜
闇狭の間
この企画内で考えた設定集で、『妄想の領域』が大部分です。 都合が悪いと改変されます。(笑
【ア】

アイリス=フェルトーゼ(人名)

リリアのバイト友達。ややオレンジっぽい金髪に、栗色の瞳、服装はいかにも女の子らしい。最初は内向的で引っ込み思案であったが、リリアのおかげで多少は自分に自信が持てるようになった。実は家出中のお嬢様だったりする。
甘酒(その他)
酒粕から作られる、白濁した甘い飲み物。“酒”と冠しているが、アルコールは皆無に等しい。でもエランは酔える。酔拳をなりふり構わずに乱発するのでタチが悪い。
アルティメス(種族名)
古代人種の一つ。物質を意のままに操作し、言葉を使わずしてお互いに心を通わすことができた。しかし、些細な不和から、大きな争いに発展し、ついには歴史からも姿を消す。稀にその血を引く者が現れるが、大半は世に疎まれる。
闇狭の間(その他)
エルソン家の屋根裏部屋で、その実体は隠しページ。…とは言うものの、ただ管理人のマニアックな設定やら資料があるだけの、どうしようもないコーナー。

イグニシオン(精霊名)
負の感情を糧にする炎の邪神。風を己の力へと変換する特性を持つ。何百年前かに風の四大精霊との大きな戦いがあり、三体を葬り去って、さらに風の平原を不毛の砂漠へと変貌させた。人々は絶望の縁へと追いやられたが、残った西の風の精霊ゼフィルスと、エルソンの初代当主の協力により封印される。永い眠りについていたが、近年覚醒を果たし、完全復活を目論んでいる。
異世界(その他)
EWとは異なる世界のこと。しかし全く別次元の世界ではなく、同じ次元内のどこかに存在する。異世界側では、EWを幻の島として真しやかに語られている。
一閃(スキル名)
風月の基本技。刀身に薄い真空を纏い、鋭い横払いの斬撃を喰らわせる。主に、ルアンが木を切るときに使う。
エウロス(精霊名)

風の大精霊の一つで、東の風を司る。ゼフィルスとは恋人のような関係であったが、イグニシオン戦で彼女を庇って消滅。

エラン=シェルツ(人名)
水色の髪に、オレンジ色の瞳、まだ幼さの残る顔立ちをした少年。元気さと単純がとりえのヘボ主人公。傭兵をしながら気ままに各地を回っていたところ、謎の霧に包まれEWに転移。行き倒れていたところをルアンが助けてくれ、これを機にちゃっかりと居候する。(本来はいつものように各地をブラブラするはずだったのだが、そろそろ家族の温もりが恋しくなったらしい)特技はダジャレ、能力は『金属操作』と『読心術』。古代人種の隔世遺伝で、潜在能力は高い。
【カ】
風の四大精霊(その他)
大昔、ファレーンに存在した偉大な風の精霊たち。人々に風の脅威と恩恵を教える役割を果たすと共に、自然のバランスを整えていた。イグニシオン戦で大半が消滅してしまったが、現在は彼らの意思を継ぐ準大精霊が均衡を保ってくれている。

カルスト=エルソン(人名)
ルアン、リリアの父。歴代風月のマスターとしては、中の下くらいの実力者だった。歴史研究をしつつ教師をやっており、人望は結構厚かった。ソフィアとは図書館で運命的な出会いをし、長い交際の末、結婚。二児に恵まれ幸せな家庭を築くものの、『惨劇』で死亡する。
キーノ=クリープ(人名)
マーベルの息子。口が悪くイタズラ好きで、いつもリリアにちょっかいを出す。でも実はリリアに惚れているが故の反動形成。(…)
金属操作(スキル名)
金属の自由電子に働きかけ、金属の形状を変えたり、周囲の金属を集めて簡単な武器を組成できる術。古代人種の能力の片鱗。エランは主に鉄、銀が得意で、金が苦手らしい。
【サ】
惨劇(その他)
ルアンとリリアの両親が謎の死を遂げた事故。周囲では大火災も起きた。当時リリアはまだ幼かったので、現在もその事実は覚えていないものの、うすうすは感付いている。
ゼフィルス(精霊名)

風の大精霊の一つで、西の風を司る。孔雀のような鳥の姿をとっており、見るものを魅了するほどの美しさを持つ。彼女の通るところには温暖で心地よい風が吹き、それは豊かな自然を育んだ。『豊饒の女神』とも呼ばれ、信仰の対象となっていた時代もあった。数百年前、辛くもイグニシオン戦で生き残り、エルソンの当主と契約をして『風月』の守護精霊となる。イグニシオン封印後も代々エルソン家に仕えてきたが、近年衰退の一途を辿る。

ソフィア=エルソン(人名)
ルアン、リリアの母。旧姓ソフィア=ローグ。生まれ持っての虚弱体質であったが、性格は朗らかで母性的な温かさを持つ。霊感に優れ、霊媒師を生業としていた。『惨劇』のときルアンを庇って亡くなるが、現在もその魂はこの世に留まっている。やはり幼くして親を失った我が子が心配のようだ。
ソルザード=レクスター(人名)
ローガルの戦友にして、エランの師であった傭兵の男。(詳細は考え中)
【タ】
ダジャレ(スキル名)
つまらない洒落。駄洒落と書く。同じ読みをする言葉を重複させて言う。大抵笑わせることは期待できないし、また言う側も期待していない。(寧ろ冷ややかな反応を楽しんでいる) エランの変な趣味の一つで、彼がいつどこで覚えたかは全くの不明。
血塗られた狼(その他)
人狼族の伝承に登場する人物。最強かつ、最凶な戦士で、飢えた闘争心を満たすためには同族も平気で殺していた。おびただしい血を浴びてきたせいか、毛の色は真っ赤になっていたと伝わっている。ローガルがその事をソルザードに話したら「お前もその二号になるとこだったな」と軽くからかわれた。しかしこの言葉は今でもローガルの心に残る言葉となっている。
トーマス=クリープ(人名)
飯屋のおばさんの旦那。定職にも就かず、酒びたりの生活を送っている。
読心術(スキル名)
相手の考えていることを見通す、サトリのような能力。古代人種の標準スキルで、エランも幼い頃は普通に使えた。しかし現在は彼自身がその能力を拒絶しているため、身が危険な時にしか発動しない。
【ナ】
ナイラ=ノーラント(人名)
何故かローガルを恨んでいる少女。
ノトス(精霊名)

風の大精霊の一つで、南の風を司る。準属性に火を含んでいたため、イグニシオンに呆気なく吸収、消滅してしまった。
【ハ】
風月(武器名)
ゼフィルスが加護する大剣で、エルソン家の家宝。ある領域に達すると、持ち主の特性を生かした形状へと変形することが可能になる。最近はゼフィルスの衰弱の影響で刃こぼれが見られるようになった。
風吹庵(その他)
丘の端にあり、山下を一望できる吹き通しの客間。EWの交流用の板である。
不死蝶(種族名)
その羽の鱗粉には万病や傷を癒す効能があるとして、古から捜し求められてきた幻の妖精。歴史に名を連ねる英雄の中にもこの妖精を連れていた者がいて、死の淵から救われた伝説もある。
包炎布(物名)
リリアが巻いている布。炎の力を緩和する。目ではよく見えないが、布には呪文がびっしりと敷き詰められている。
ボレアス(精霊名)

風の大精霊の一つで、北の風を司る。四体の長にあたり、威厳と聡明さを持っている。
【マ】
マーベル=クリープ(人名)
リリアのバイト先の料理屋の奥さん。
回し蹴り(スキル名)
リリアの殺人奥義。(…)相手の頭上目掛けてメガトン級の鋭い蹴りが炸裂する。当たったら首の骨が折れ即死。もちろん、これによる死傷者は今のところゼロ。永遠に禁じ手であって欲しい。
ムシ(虫名)
全てが未知の虫。外見はともかく希少種には違いないので、マニアの間ではすごい人気らしい。ただ食欲が旺盛であり、育てていくのは至難の技。まだ幼虫の段階で、やがては成虫になる。
【ヤ】
ユグド=エルソン(人名)
エルソン初代の男。豪快且つ大胆な性格で、大剣『月下』を片手に「世界に名を轟かす!」をモットーに武者修行に明け暮れていた。潜在魔力が高いことからゼフィルスの目に留まり、契約を交わす。この時、大剣の名を『風月』に改める。イグニシオンとは七日七晩の壮絶な戦いを繰り広げ、封印へ漕ぎ着ける。歴史に名を残す英雄の一人として現在もその名は知られており、彼の生涯の目標は果たされたと言えよう。
【ラ】
リクレイム(武器名)
エランの愛用している槍。形状記憶合金製で、どんなに変形しても時間が経つと元に戻る。お馬鹿なエランにとっては何とも便利な機能。金属疲労に強いが、流石にそろそろ限界が来ている。

リリア=エルソン(人名)
エルソン家の長女にして、ルアンの妹。持ち前の気丈さと根性で、傾きかけたエルソン家を支えている。幼い頃は一族稀に見る大きな魔力を持っていたが、『惨劇』後はほぼ魔力がゼロになった。現在の性格もこの頃から形成され、今では立派に主婦をこなしている。貧乏性か、お金に関しては自分にも他人にも厳しい。

ルアン=エルソン(人名)
現在のエルソン家の当主にあたる青年。風月を片手に、木こりを生業としている。エルソンの者としては魔力が低く、本来はリリアが次期継承者であったが、いくつかの理由でルアンに変更となった。アホじゃないかと思われるほどのお人好しさ、どこでも寝れる得意技(?)を持つ。
烈焼樹(樹木名)
ゼフィルスに隷属する樹木。全体的にエメラルドグリーンな幹で、風月にしか切れない。風のマナを多分に含んでいるため、薪炭材としてかなり優れている。

ローガル=ゼグライド(人名)
人狼族の猛き戦士。族の間で口承として伝わる『血塗られた狼』として、幼い頃から同族から疎まれていた。そのため、族の者に認められようと若かりし頃はひたすら強さを求めていた。(彼らの文化では強い戦士ほど誉れ高いらしい) しかし傭兵ソルザードに出会うことによって、それが間違いだったと気付く。現在は傭兵として生活しているが、常に弱い立場の者を守ることを信条としている。
【ワ】
ワーウルフ(種族名)
別名、人狼族。狼から進化した種族で、総じて好戦的で粗野な性格。生肉を主食にしていたためか、人からは蛮族として忌み嫌われ、殲滅計画も行われたことがある。現在は逆に希少な種として保護を受けているが、過去の背景から人嫌いな者が多い。


…長ッ!